誤嚥について
誤嚥とは空気の通り道である気管に飲食物などが誤って入ってしまう状態です。
誤嚥により生じる問題は「誤嚥性肺炎」「誤嚥による窒息」「低栄養」の3つ。
現代の日本人の死因の3位は肺炎で、そのほとんどは高齢者の誤嚥性肺炎であり、
誤嚥による窒息死亡事故は交通死亡事故の年間発生件数を上回っております。
「低栄養」につきまして、よく噛めない・飲み込みにくい・むせてしまう等の
原因により、食事の量や偏りが生じることで低栄養の状態となります。
慢性的な低栄養はフレイル(虚弱)という介護が必要となる状態の前段階を
招く恐れがあります。